ベースの音作りに悩んだらこれを買え!プロも使ってるベースプリアンプ4選!
- 2019.08.19
- 機材
バンドを始めたての頃、スタジオやライブハウスごとでアンプが違って自分の思った音が出せずモヤモヤしていた時の事をふと思い出したモンブランでございます。
こんな経験って結構みなさんあるのではないでしょうか?
思い通りの音が出せないと演奏のモチベーションが上がらなかったりして大変ですよね・・・。
もっとプロのベーシストのように、かっこいい音を出したいですよね。
そこでぜひ使ってみてほしいのが、ベースプリアンプです!
プリアンプはいつでもどこでも自分好みの音を再現できるようになるスグレモノ。
今回はプリアンプの存在を知らなかった人、今まで使ってなかったけど最近導入を考えている方に向けてプロのベーシストも愛用している定番のものをご紹介していきたいと思います。
これを読めば、あなたもプロのようなゴリゴリした音作りが可能になるかもしれませんよ!
ライブハウスでのベースの音について
ライブハウスのベースの音は基本的にD.I.を通してミキサーに音が送られます。
ベースはアンプに立てたマイクでは音が拾いにくい為、この方法が使われています。
ただD.I.を通す方法にも弱点はあり、それはラインでミキサーに送っているため空気感がなくなってしまう事。
なので、ライブハウスでは空気感を出す為にマイクでの集音も行いラインとアンプの音をミックスしているところもあります。
ベースプリアンプとは?
プリアンプはざっくり説明すると、ベース本体からアンプまでの音を修正するエフェクターになります。
ライブハウスでは置いてるD.I.やアンプが違うので、ベースからD.I.に直で接続するとライブ会場によって音が変わってしまいます。
そこで、自分の気に入ったプリアンプを通すことでいつでも自分の音を出せるようになります。
またプリアンプには、D.I.の機能を搭載しているものが多いのでライブハウスのD.I.を使わずに直でミキサーに自分の送ることができます。
自分のプリアンプをD.I.で使う場合は、スタッフに一言言ってキャノン端子を接続するとOKです。
オススメの定番ベースプリアンプ
ここでは、プロミュージシャンも使っている定番のプリアンプをご紹介します。
MXR M80 BASS D.I.+
MXRから出ているベースプリアンプでD.I.の機能も持ち合わせています。
SANSAMP BASS DRIVE DI派かこのMXR M80 BASS D.I.+派の派閥ができるほど定番のプリアンプで、ドンシャリサウンドも非常に作りやすいです。
COLORスイッチを押せば太い音にもなりますし、ディストーションもついているので歪サウンドをこれ一台でカバーすることもできます。
僕もこのプリアンプを使って、中音を削ってドンシャリにしてディストーションを薄くかけた音作りをしていますが非常に気持ちいい音が出てます。
ドンシャリサウンドでゴリゴリのロックを目指す方にはオススメのプリアンプです。
ストレイテナーの日向秀和やsiraphの山崎英明が使用しています。
MXR ( エムエックスアール ) / M80 Bass D.I. + 定番ベースプリアンプ
SANSAMP BASS DRIVE DI
こちらもよく見る定番のプリアンプ。
サンズやベードラなどの相性で呼ばれることが多く、使っている方も多いです。
このプリアンプもドンシャリ系の音を作りやすく、太くてドライブ感のある音は非常に気持ちいいです。
アンペグのベースアンプと組み合わさった時には相当ロックなかっこいい音がします。
しかし、「良くも悪くもサンズの音になる」「中音がいじれないのが使いにくい」とよく言われており少々音作りしにくい部分もあり、音に飽きてスタメン落ちしてしまうこともよくあります。
最近ではBASS DRIVE DI V2も発売され、このプリアンプで中音域もいじれるようになったので、この辺の問題は解決されているかもしれませんね。
チューブサウンドが好きな方で、おとなしめに演奏したいけどドライブの効いたちょい悪サウンドがほしい方はぜひ試していただきたいプリアンプです。
LUNA SEAのJやONE OK ROCKのRyotaが使用しています。
TECH21 ( テック21 ) / Sansamp サンズアンプ/Bass Driver DI V2 定番プリアンプ
EBS MICROBASSII
こちらも有名ベーシスト御用達のプリアンプ。
つまみが多いので、いじれる音域も広く色々な音作りが可能な一品です。
上記の2つのプリアンプと比較すると値段も高いですが、いろんなジャンルに対応できるのでオールマイディに演奏するベーシストにはオススメのプリアンプです。
EBSのエフェクターを使っている方を見ると「この人絶対うまい人だ!」と個人的に思っちゃいますw
そんなワンランク上の大人なベーシストを目指している方は、一考に値するプリアンプだと思います。
現在、新しい機種でMicroBass 3が販売されています。
Darkglass B7K Ultra Bass
Darkglass B7K Ultra Bassは、ここ最近プロのエフェクターボードでも見るようになった気がします。
僕は実際に使ったことはないのですが、youtubeなどを見る感じだと歪が強くてゴリゴリした音の印象です。
でも歪んでいるからと言ってロックでしか使えないわけではなく、アタックの高音域や低音の強さの調整、いじれる音域も広いので音作りの幅も非常に広いと思います。
僕も機会があれば一度いじってみたいプリアンプです。
しかしながら値段もちょっと高めなので即決とはいかないですね・・・。
ストレイテナーの日向秀和やRoseliaの中島由貴が使用しています。
DARKGLASS ( ダークグラス ) / Microtubes B7K Ultra
プリアンプを繋ぐ順番は?
エフェクターって繋ぐ順番で音が変わるので、結構接続順で悩むんですよね。
プリアンプを繋ぐ順番には正解がないので、自分の好きな音が出るように接続するのが一番です。
と、色々なサイトに書いてありますが、これではさすがに悩みは解決できないと思います。
なので僕なりに考えた順番を書くと、プリアンプは音の基盤を作る役割を担っているので順番としては一番最初にしています。(チューナーが一番最初にあるので、実質二番目)
ベースの音の入り口に近い位置で音の基盤を作り、その上で空間系をかけるなり歪をかけるなりしたほうが音域が削られる事なくキレイに重なるような気がします。
最近のエフェクターの繋ぎ方はこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
まとめ
今回は4つのプリアンプをご紹介してきましたが、ベースプリアンプはまだまだ種類があります。
自分の好みのプリアンプを見つけ出すのは、なかなか大変な作業だとは思いますが今はyoutubeで試奏動画なんかも上がっているので少しは見つけやすくなっているのではないかと思います。
お気に入りを見つけてベーシストライフを楽しんでみてください!
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