狭い机でも置けてしまう!?コンパクトなモニタースピーカーFostex PM0.3Hをレビューします!

狭い机でも置けてしまう!?コンパクトなモニタースピーカーFostex PM0.3Hをレビューします!

どうも、モンブランです。

今回、FostexのPM0.3Hを買ったのでレビューしてみたいと思います。

僕の中で、DTMで使うモニターはある程度大きいものがいいのかなぁと思っていたので、今まではヤマハのHS5を使っていたのですが、部屋のスペースを確保するために作業スペースを小さくしたので、HS5を机の上に置けなくなってしまいました。

なので、CM音源のMIXをヘッドホンのみでやっていたのですが、チェックのために車のスピーカーやiphoneで再生してみるとなんか思っているバランスと違う・・・。

そこで、机の上に置けるモニタースピーカーを探したところPM0.3Hが見つかったというわけです。

この記事を読んでくださっている方の中には、僕と同じように作業スペースが取れなくてコンパクトなスピーカーを探している人もいるかも知れません。

そんな方に向けて、PM0.3Hの音の感じや大きさなどの詳しい情報を書いていきますので、
購入の際の参考にしてもらえたら嬉しいです!

それでは、レビューを書いていきましょう。

PM0.3Hってどんなスピーカーなの?

 

PM0.3HはFostexから出ているスピーカーでメーカー説明としてはこんな感じです。

●クラスを超えたウーハー(低音用)/ツィーター(高音用)の2Way構成。

●7.5cm口径のグラスファイバー振動板ウーハーと1.9cm 口径のシルクドームツィーターを採用し、クリアな音質を実現しました。

●左右のスピーカーで1セットのコンパクトなアクティブスピーカー・システムです。アクティブスピーカー側(右側)とパッシブスピーカー側(左側)とは、付属のスピーカーケーブル(1.5m)により接続します。

●迫力あるサウンドを生み出すアップロールラバーエッジをウーハーに採用しました。

●自然な響きを生み出す木製エンクロージャーを採用。またリアバスレフ方式により、コンパクトなボディで重低音を実現しました。

●プラック/ホワイト/グレー3色のカラーを設定。接続する機器やインテリアに合わせての選択が可能です。

●アクティブスピーカー側に高効率の15W+15Wデジタルアンプを内蔵し、入力やボリュームなどを集約することで操作性を高めました。

●入力端子はRCAピンとステレオミニの双方を装備。PCやテレビ、携帯プレーヤーなど幅広い機器との接続に対応しました(ステレオミニケーブル<0.8m> を付属)。

●DTMやDJ用の音声モニターやPCオーディオ用アクティブスピーカーとして、また迫力あるテレビ視聴をはじめ、各種携帯プレーヤー/スマートホンなどとの接続により、手軽に高音質の音楽再生を実現できます。

引用元:Fostex PH0.3

この商品説明はPM0.3のものになりますが、Hがついたことでハイレゾ再生にも対応したようです。

大きさは、幅10cm・高さ18.5cm・奥行き13cmとモニタースピーカーとしては、かなり小型な部類に入るスピーカーです。
これだけ、コンパクトなので横幅80cmの僕の作業机にも乗せることができました!

付属品はACアダプター、スピーカーケーブル(1.5m)、ステレオミニ-RCA×2ケーブル(1.5m)。

気になるコントロール部分は電源スイッチと一緒になったボリュームつまみだけで、かなりシンプル。
ボリュームつまみや端子類・電源は右側のスピーカーにまとめられていて、左側にはケーブル一本で音を送るくらいです。
DTMで使うモニタースピーカーでは左右それぞれに電源が必要なものが多いですが、PM0.3Hは右側のスピーカーから電源コードが1本出ているだけなので電源も少なくて済むのもいいです。

価格もサウンドハウスだと11,000円とお手頃ですので、とにかく省スペースで電源も少なくて済むモニタースピーカーを探している方にはおすすめできる商品です。
Fostex ( フォステクス ) / PM0.3H
詳細はこちら

気になるPM0.3Hの音質は?

出音はスッキリした印象でわりとタイトめで空気感が薄めかなと感じました。
ただ決して音が薄いわけではなく、サイズの割に低音も出るのでバスドラの音もちゃんと確認できますし、音の分離もいい感じで定位を感じることができます。

文章だけでは伝わりにくいとは思うので、自分のバンドのドラム音源を使ってテストで動画を撮って見ました。
音質が気になった方は、ぜひ動画でチェックしてみてください!

YAMAHAのHS5と比べてどう?

僕はこのスピーカーを買うまでは、YAMAHAのHS5をモニタースピーカーとして使ってました。

そもそもサイズが違うので比較すること自体に無理があるとは思うのですが、やはり音の再現性ではHS5が上かと思います。
バスドラの空気感は、HS5の方が大きいので軍配が上がるかなと。

ただ、YAMAHAのHSシリーズに限って言えば一番小さいサイズのHS5でもそこそこの大きさですし、このスピーカーは単品のものを2個揃えてペアとして使うので、電源も別々に必要になります。
なので、作業スペースを大きく確保できない方にはPM0.3Hの方が使いやすいでしょう。
YAMAHA ( ヤマハ ) / HS5
詳細はこちら

モニタースピーカーとして使えるか?

本体がコンパクトな分、音の再現性は他の大きめのモニタースピーカーに劣る部分もあるかもしれません。
しかし、プロ並みにゴリゴリにMIXを詰めていく方でなければそれなりに使えると思います。
むしろ、僕はヘッドホンだけでMIXを作るよりこのスピーカーを導入した方がバランスが作りやすかったです。

また、音の再現性は低めと書いてはいますが、オーディオインターフェースが音が変わったりの影響は出るみたいです。
サウンドハウスでPM0.3Hを見る

まとめ

今回は、PM0.3Hのレビューを書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
なんだかんだ書いてはいますが、僕はこのスピーカーを買ったことで作業がしやすくなったので、買ってよかったなと思っています。

コンパクトなDTM環境を整えたい人にはもちろんオススメなのですが、音の分離がいいのでPCのオーディオ環境をワンランク上げたい!って方にもオススメです。

更にMIXにはHS5のように少し大きめのモニタースピーカーで作業を行って、ユーザーの再生環境に近いチェックを行うときはPM0.3Hを使うなんてやり方もいいかもしれませんね!

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
それではまた。