ableton Liveが格段に操作しやすくなるコントローラー「Push」をレビューします!
どうも、モンブランです!
今回は、メルカリでableton pushを安く手に入れることができたのでレビューして行きたいと思います。
ableton pushはlive用に作られたコントローラーなのですが、ディスプレイが搭載されていてつまみも多いのでPCを見なくても操作できることが増えて効率的に曲が作れるスグレモノです!
「コントローラーが欲しいけど、push2は高い・・・。」
「launch padだと機能が少ない・・・。」
といった理由でableton live使いでコントローラーを決めかねている方には、特にオススメしたい機種。
ableton pushは現行機種ではないので中古で購入することになりますが、価格が安いものが表面がベタついてたりもします・・・。
でもお掃除次第でキレイにすることはできますので、今回は本体のレビューだけではないお掃除方法についても書いています!
気になった方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
ableton pushってなに?
Pushは、音楽作成に必要なすべてを指先ひとつで操作できるインストゥルメントです。
音楽を作ることは簡単ではありません。集中力を保つには、アイデアをすばやくキャプチャできる状態にし、スムーズな作業を邪魔する煩雑なテクノロジーを排除しておく必要があります。コンピューターは単独でのサウンド作りを可能にしてくれます。でも、インスピレーションを与えてくれるのはやっぱり楽器。Pushは、ユーザーが必要とする最高のすべてを提供します。パワフルで表現力豊かなインストゥルメントで、無数のサウンド・パレットのハンズオン・コントロールを提供。コンピューターを目視で確認する必要はありません。引用元:ableton
ableton pushは同社が出しているDAWソフト「live」の操作に特化したコントローラーで、演奏はもちろん演奏データの操作やミキサーの音量操作なんかもできるスグレモノです。
基本的な機能がボタンとして備わっているので、パソコンの画面を見なくても操作ができるので音楽制作もかなり効率化できちゃいます。
プロミュージシャンでも導入している方が多く、主に打ち込み系の音楽やトラックメーカーさん達が使っている印象です。
使いこなせるようになると、こんなかっこいい演奏もできるようになります!
ableton pushをレビュー!
ここからは、アタクシが購入したableton pushをレビューしていきたいと思います。
全体はこんな感じ。
パソコン机のキーボードを置くスライドの部分に置いているのですが、思った以上に本体が大きくて演奏するときは少しはみ出して使ってます。
ちなみにこちらはドラムの打ち込みモードの状態。
左に16マスがドラムの音が割り当てられたパッドになります。
ここを叩いて音を入力すれば、上の24マスでどのタイミングでどの音が入ったか確認することができます。
間違ってたら光ってる部分を押せば入力キャンセルで、本当に入れたかったタイミングのパッドを押せば修正も簡単にできます。
これは、スケールモード選択時。
このようにルートの音が青く光るので、どこがなんの音かわかりやすくなっています。
音の並び自体も変えることができるので、コードを押さえるのが楽になったりします。
こちらは左側の操作ボタン。
メトロノームや再生に関する操作系が集まってます。
こちらは右側のボタン。
カーソルボタンやクオンタイズ、ソロ・ミュートなどミキサー操作に関わる操作系が並んでます。
こちらはディスプレイ部分。
使いたい音源やエフェクトの掛かり具合、音の並びはこのディスプレイを見ながら操作することができます。
今回、アタクシはこの機種をメルカリで1万円位で購入しました。
感想から書くと、購入してめちゃくちゃ良かったです!
今までマウスをポチポチしながら操作していたことが、手元のpushでできてしまうので曲作りの効率はかなり上がっていると思います。
特にドラムの打ち込みは、リアルタイムでpushのパッド部分を見ながら修正したり思いついたアイデアを追加できたりするので、気に入ってます。
他に便利だった部分としては
・本体のディスプレイで音源が選べる。
・録音開始・データ削除・音の再生が手元でできる
・クオンタイズの設定も手元でできる
・マウスの操作をしなくてもトラック・シーンの移動ができる。
・エフェクトのかかり具合がつまみで調整できるようになったので、マウスよりも同時にいろんなパラメータが操作できて面白い音が見つかられそう。
といった感じでした。
エフェクトのかかり具合や録音の開始・再生なんかは専用コントローラーじゃなくてもMIDIキーボードでできそうですが、クオンタイズの設定やトラック・シーンの移動はpushならではだと思うので、ableton liveを使うのであれば、ぜひ導入を勧めたい機種です。
若干、不満な部分もあったので書いておくと、操作系のボタンはかなり硬いです。
家で打ち込み中心で使うのであれば、そこまで問題じゃないと思うのですが、ライブパフォーマンスで使うときはボタンを押したつもりが押せてなかったなんてことがありそうだなと思います。
ただ、これはpush2で解消されているようです。
あと、これは中古ならではの症状ですが、
push1の方は結構古い機種なので、中古で販売れているものは経年劣化していることが多いです。
アタクシが購入したものも経年劣化でラバーコーティングがベタついていました。
でも、このベタつき、なんとアルコールを含んだウェットシートで拭けばラバーコーティングが剥がれてサラサラにできるとのこと。
実際、アタクシもアルコールシートを購入してやってみましたが、根気強く擦る必要はあるもののホントにベタつきが取れて今では本体はサラサラの状態になりました!
もしベタつきが気になるようでしたら、このような方法で解決できることがあるので、ぜひやってみてください。
ちなみに、liveのグレードで使える使えないはないようで、アタクシはlive11 introで接続しましたが音源も読み込まれて操作にも特に問題はありませんでした。
ableton pushとpush2との違い
一番の違いはpush2は大型ディスプレイが搭載されている事だと思います。
大型ディスプレイが搭載されたことで、波形が表示できたりスケールの変更がとてもしやすくなっています。
波形が表示できるようになったことで手元で波形がいじれるようになったので、サンプラーを多用する方は、素早く作業ができるようになったと思います。
あと、push2になってから右上にマスターボリュームが追加されています。
プレイヤーとしてpushを操作するときに重宝しそうです。
ただ、ライブでのプレイや波形編集へのこだわりがあまりない方であればpushの方も全然使えるので、「とりあえず一回pushに触れてみたい」くらいの方であれば、中古で購入するのも全然ありだと思います。
アタクシも一通りの操作を覚えてバリバリ曲が作れるようになったら、次の世代のpushに乗り換えたいなと考えているところでございます。
pushとlaunch padとの違い
ableton liveのもう一つのコントローラーでlaunchpadがあります。
アタクシもpushを購入する前まで、こちらもメルカリで買ったlaunchpad mk2を使っていたので、こちらとも比較してみようと思います。
pushとlaunchpad mk2の違いは大きく分けると下記のようになります。
・launchpadはつまみも少なくかなり限定的な機能
(演奏中にエフェクトのかかり具合を変更して新しい音を生み出したりはできない。)
・ディスプレイはついてない
なので、演奏する分には問題ないのですが、細かい編集を行うときはPCで操作することになります。
ただ、機能が少ない分軽くて小さいので持ち運びは楽だと思います。
あと、launchpad mk2だけのことで言えば、ドラムの打ち込みモードやスケールモードは切り替えられるのですが、パッドが光らないので、「どこからどこまでドラムの音が割り当てられてるのか」や「どこの音がルート音なのか」がパッと見ではわかりません。
ここが気になるようであれば、launchpadの現行機種やpushを購入した方がいいです。
アタクシもpushの方がお気に入りです。
NOVATION ( ノベーション ) / Launchpad X MIDIパッド
他のDAWでも使える?
cubase10.5で使ってみたけど、MIDIキーボードとして使うことはできます。
ただ、ableton liveみたいにスケールモードやドラムの打ち込みのモードでパッドが光らないので、どこがなんの音なのかわからないので、他のDAWをメインで使うのであれば、MIDIキーボードを使った方と思います。
まとめ
ableton liveをメインで使っているならpushがあった方が手元操作で色々できるので、曲作りの効率が上がってとても気に入りました。
メルカリならpushが1万円くらいなので、状態が悪くても気にしない方やとにかく安く使ってみたい方は中古でいいと思います。
表面のベタつきは掃除すればなんとかなります!w
逆にラバーコーディングのベタつきが嫌な方や波形をバリバリいじる方、ライブでのパフォーマンスで使いたい方はpush2の方がおすすめです!
どちらにせよコントローラーがあるだけで作業効率が上がるので、もっと効率的に作曲したいと思っている方の参考になれば嬉しいです。
それでは、また。
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